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重心を感じさせない軽さが制する

· stationery

ずっと欲しいと思っていた万年毛筆

両親からもらった筆に硯に半紙も,まだ使うようなレベルにはなく,道具が泣くと思います.

気楽に,しかし,やる気が出るペンを探しみて決めたのが「くれ竹万年筆夢銀河京都オパール 胡粉」.

京都オパールは,天然オパールと同一の石英粒子をもとにして京セラよって開発されたものとのこと.そうか,そう言う新しい技術によるものを手にしてみることは重要です!

それにしても価格差が倍以上異なるというのはどう言うことなのでしょうね.勿論,一番安いところから入荷待ち3週間弱で購入しました.何年も思っていたのですから3週間程度など何と言うことはありませんよね.

さて,手にしてみて思うのは,その軽さ!

そして重心が無いこと.

この違いは何なんだと万年筆を出して比べてみてハッキリしました.ペン先に金があるから重心位置を感じることができる.バランスを取ろうとすると自ずと重くなる.だから金のペン先を持たない万年毛筆には重心を感じないんだね!

子どもの時から使っていた筆は,筆管(ひっかん)のほとんどは竹で,穂首は毛だから,重心というものを感じることは無かったということに気づいたという次第.

つまりは,重心位置を感じさせない軽さによって毛先まで繊細なコントロールができるってことか・・