特許証「人の心理状態の評価ツール」が弁理士さんから届きました。
このツールは、2段階触覚を用いて他者と自己との関係性を評価できます。
例えば、病院で初めての医師・看護師に会った瞬間に感じる心の距離(心を許して話せそうかどうかなどのレベル)を知り、自分の心の硬さ(緊張感や不安感など)の両方を言葉によらず知ることができます。患者中心医療の一助になると考えたものですが、学校・職場の人間関係などを含め利用できます。
柔らかさの異なるシリコン樹脂ボールを選んで握った後(他者への評価)、ぐっと握って中心にある硬いカタチの異なるオブジェクトを感じると(自己の心の評価)、何とも言えない面白さを感じます。それは、まるで自己の心の硬さのレベルの所在が何であり、それが他者への評価になっているのかもしれないと認識できるからです。
デジタル化の方法も含んでいますが、アナログ・デジタルに関わらず、病棟心理士同席で使うことによって患者の話を引き出すことができれば、患者中心医療に役立つツールになると思うのです。