リハビリテーション時に、応援されているという気持ちを患者が受けとることができる「感性を誘発する」ロボットです。応援されていると感じるのは「ガンバレ」なのか「こっちにおいでよ」なのかによってリハビリをがんばろうと思う気持ちには差があります。それらをプリミティブなカタチと動きで誘発してくれるのが本ロボットです。
動物や人間を模した方が親しみやすく万人に受け入れられると考えがちですが、犬が嫌いな人もいれば、猫が嫌いな人もいます。好きな人の顔は様々であることからもわかります。つまり、動物や人間を模倣したロボットではなく、感性を誘発するデザイン要素を見いだすことを重視したロボットなのです。
目や鼻が無いプリミティブなカタチに過ぎないけれど心配そうに見てくれていると感じたり、腕でなくても動きだけで、ガンバレ、ガンバレを感じてガンバロウという気持ちになれたり、良くがんばったねと褒めらたと感じることがができるのです。