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疑問を投げかけない

講演後に、内容を文字に起こして公開することは、オンラインやオンディマンド講演になって増えているように感じます。問題は、話した言葉遣いが編集者によって変わってしまうことです。それを防ぐのが校正ですが、とても重要な手続きだと思います。

私が決して使わないフレーズの一つが「・・ではないでしょうか?」です。この疑問を投げかける言い方は、聴衆者に考えてもらうために多用する人もいますが、その良し悪しの議論はお任せするとして、講演を受けたからには使うべきではないと考えているのです。なぜなら講演とは、その人の考え方を聴きたいために集まっているわけですから、なぜ疑問を投げかける?と思ってしまうからです。

講演者が「これは、こうだ!」という言い切る言葉を受けて、聴衆者は瞬時に思考を巡らせるところに面白さががあるわけですから、疑問を投げかける必要はないと思うのです。

もう一つは「そういうものなのか??・・」と考えながら帰路に着く人を増やすのが、素敵な講演だと思っていますから。

さて、重要なのは、“自分の確信を持った考え方は、人に嫌われることより優先すべき”ということなのです。これがとても大切なのです。
千思万考して、デザインしたツールです。人の顔色を伺ってどうしますか。そう思いません?
あっ、疑問形で終わってしまいましたね❗😀